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英語を話したり書いたりするとき、「語順がこれで合っているのか不安」「日本語の語順と違いすぎて混乱する」と感じたことはありませんか?
英語は日本語と語順が大きく異なるため、文法だけ覚えても自然な英語が出てこない原因のひとつが“語順感覚の欠如”です。
本記事では、英語の語順感覚を無理なく身につけるための効果的なトレーニング方法を5つご紹介します。
英会話・英作文が苦手な方や、スムーズに英語が口から出てこない方は、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ語順感覚が重要なのか?
英語学習において、単語や文法を覚えるだけでは自然な文章は作れません。
「意味のかたまりをどう並べるか」という語順感覚が、英語の流暢さに直結します。
たとえば日本語では「私は昨日、駅で彼に会った」と言いますが、英語では “I met him at the station yesterday.” のように主語→動詞→目的語→場所→時間の語順が自然です。
この感覚が身についていないと、文章を作るたびに日本語から訳す必要があり、反応速度が遅くなってしまうのです。
英語の基本語順「SVO」を身体にしみ込ませる
まず身につけるべきは、英語の基本語順である S(主語)→V(動詞)→O(目的語)です。
これを徹底的に繰り返すことで、語順のベースができます。
例文練習:
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I eat breakfast.
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She likes music.
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They play soccer.
毎日10個程度のSVO型の例文を音読するだけでも、英語の語順の「型」が体に染み込んでいきます。
短くて簡単な文を何度も声に出して練習するのがポイントです。
シャドーイングで語順の流れを体得する
シャドーイングは、聞こえてきた英語をすぐにマネして口に出すトレーニング法。
語順の感覚を鍛えるには非常に効果的です。
おすすめ教材は、以下のようなナチュラルスピードの音声:
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英語ニュース(VOA, BBC)
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映画のセリフやドラマ(Netflixなど)
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英語学習向けYouTubeチャンネル
英語を「理解してから話す」ではなく、「語順のまま音の流れで出す」ことで、英語らしい構文感覚と語順リズムが自然に身につきます。
英文の並び替えトレーニングで構造を理解する
初心者でも効果的に語順を学べる方法のひとつが、「英文並び替えトレーニング」です。
たとえば、
/ went / yesterday / I / shopping / with my sister /.
という単語の並びを見て、正しい順番に組み立てる練習です。
正解は → I went shopping with my sister yesterday.
このトレーニングは、語順と意味の関係を視覚的・構造的に理解できるため、初中級者に特におすすめ。
スマホアプリや英語問題集でも取り入れやすい練習法です。
自作英作文でアウトプットと感覚を定着させる
最終段階として、自分で日常的な英文をつくる練習(英作文)を取り入れましょう。
たとえば:
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毎日3行の日記を英語で書く
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「今日したこと」「思ったこと」を英語でつぶやいてみる
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SNSで簡単な英文投稿をしてみる
大切なのは、「日本語→英語」の翻訳ではなく、「英語の語順で発想する」ことです。
最初はぎこちなくても、自分の思考を英語の語順に近づけるアウトプットを重ねることで、語順感覚は格段に鍛えられます。(※イメージ画像)
まとめ
英語をスムーズに使いこなすには、語順感覚を身体で覚えることが鍵です。
SVOの反復練習、シャドーイング、並び替えトレーニング、そして英作文を通じて、頭で考える前に自然と正しい語順が出てくる状態を目指しましょう。
コツコツと続ければ、英語の語順が「なんとなく分かる」から「自然に使える」に変わります。
今日から取り組める内容ばかりなので、ぜひ試してみてください。
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